結構有名な話。
を
ちょっと変えて…
長いですが…
サラリーマンの佐藤は都心にしては静かで住みやすく、駅からも近いのマンションに住んでいた。
ある日曜日の朝。
マンションの下が騒がしい。玄関を出て9階から下をみると人だかりが出来てた。警察も来てるみたいだ。
「何かあったのか?」
しかしせっかくの休み、仕事で疲れた体を休めようと思い部屋に戻って行った。
まどろみの中、タイマーでテレビが点いた。
《…のマンションで……さんが殺害されてるのを……》
「ん?うちのマンションじゃん…さっきの人だかりはあれだったんか」
体を起こしてコーヒーを煎れる。12時。
「昼か」
などと、事件のことは気になったがいつもの休日を過ごした。
その夜。
ピンポン…
チャイムが鳴った。
23時。
「こんな時間に誰だ?」
と思い、玄関の覗き穴を覗くと一人の警官がいた。
「夜分遅くにすいません、昨日起きた事件のことで--」
警官に事件のことを 聞かれ、不謹慎ながらもテンションがあがった。
「不審な人見ませんでしたか?」
と聞かれた。
佐藤は昨日の夜不審な人物を見ていた。 仕事から帰ってきてエレベーターに乗る際にすれ違った人物。
下を向いていたが目付きは悪く、寒くもないのに革の手袋をし、逃げるように去って行った人物を見ていた。
「まさかおれお手柄?」
などと考え、その警官にドア越しに昨日見たことを全部言った。
自慢げに話しているといきなり玄関が開いた。
「え?」
鍵はかけてたはず。
意味がわからなかったが、フと思った
「そういえばおかしい、なんで夜中に警官がしかも一人で……あ…」
理解した。
そして警官が帽子をとり
「その不審者…こんな顔だったでしょ」
怖い話投稿:ホラーテラー ジャムおじさんさん
作者怖話