中編4
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トイレの花子さん

これは小学校で好奇心ある男4人組のはなしだ、名前を言う事はできないのでA.B.C.Dとする

それでは物語へはいる。

~トイレの花子さん~

7月も後半になり皆が夏休みで浮かれ気分になり始めた頃大掃除中4人で少しサボり気味で話してたとき

B「花子さんって知ってるか?」

A「あぁあれか」

Aの内心(なにそれ)

D「女子トイレの個室で何かすると出るやつ?」

B「ピンポーン!!それそれ夏休みやらねぇか?」

C「悪く無いんちゃう?」

A「おいおい出たらどうすんだよ!!」

DとBが口を揃えて言う

「全力疾走」

C「すげ、息ぴったり」

D「なぁ!Aやろうよ!」

A「しょーがねーなぁー、親にはBの家にとまるって言うよ。」

B「何で俺!?」

先生「A君達!固まってないで早く掃除して!」

時計を見るともうそろそろで4時間目が終わろうとしていた(夏休みは明日からなので給食なし)

C「じゃ明後日正門の前で待ち合わせな」

とCが言う。そして面倒な事になる前に掃除場所へ向かった。明後日あんな恐ろしい事になるなんて誰も思って無かった、ただの好奇心だった…

そしてその日がきたみんな親には適当に言ったらしい、Bが夜なら先生達も居ないとか言うので時計を見ると8時を回ってた、今考えてみれば男が女子トイレに入るのはどうだろうとか考えていた。

A「よし門をまたぐぞ」

全員が頷く

一人づつゆっくりとまたいでった運動神経の悪いC何かぶざまに落ちた

A「おいおい大丈夫か?」

Aがゆっくり手をさしのべる

C「あぁすまない」

Cがゆっくり立ち上がる

B「無理すんな」

D「じゃそろそろ行くぞ」

C「よし!!」

夜の学校どこも明かりはなく、あるとしても

玄関灯の頼りない明かりだけ

D「こんな暗いなら懐中電灯持ってくりゃ良かったなぁ」

と呟く

B「こんなこともあろうかと…」

全員がBの手元に注目する。

B「懐中電灯~」

少しドラ〇もん風だった、

明かりをつけると思ったより明るい

そしていつも出入りしてる昇降口に来た

A「先生達居ないよなぁ」

Cがドアに向かって何かしはじめた

D「なにしてんだー」

C「鍵が…かかってる…」

A.B.D「えー!」

しばらくCの作業する音が校庭に響く

その時予想外のことが起こる

???「なんだ~この音は」

C「ヤバい逃げるぞ!!」

すぐ校舎裏に逃げ込んだ

A「ヤバイヤバイって!!」

D「誰だよー」

B「来たらどーする!!」

C「静かにしとけ!!」

この一言でシーンとなった

男4人夏にくっついて暑苦しかった

足音が近づいて来る

C「そろそろヤバイ奥に隠れられそうなとこがあるダッシュだ!」

Cを先頭にして走った、しかしとんでもないとこだった…

給食の生ゴミ捨て場

D「お前バカか…」

A「ばれるよりましだ、D閉めるぞー」

D「わかった…」

バタン…

???「気のせいか?」

辺りを見回す。

Aが口を押さえ初めた無理もないめちゃくちゃ臭い

Cが咳をしかけてる、これはヤバイと全員でCの口を押さえる

そして闇の中へ消えてった、永遠に感じた、ばれるんじゃないかとめっちゃびくってた。

A「そろそろ良いんじゃ…」

C「そうだな…」

と臭いボックスから出た、もう死にかけてた。

B「くせぇーというかあいつ誰だー」

D「確かにあの人見たことないな」

A「えっ!あの人事務のひとだよ」

C「というか学校入れなくね?」

D「そういやそうだな…」

A「とりあえず玄関行こうよ」

C「音一つたてんな警戒してけ」

A.B.D「OK」

と4人はそろそろと行った。

A「開くか?」

C「別のとこ行こう」

と2号棟から(教室や職員室が入ってるところ)

3号棟(美術室や図書館があるところ)

の昇降口へ向かったここはすんなり開いた

B「ふぅ開いたー」

C「しまって無かったからまだ、誰かいるから気を付けろ」

A「えっと3階の女子トイレの個室で三回ノックして花子さん遊びましょうと、いう」

B「まずは3階へゴー。」

D「ドキドキしてきたぞー」

C「やったらすぐ帰るぞ、いいな」

A「C怖いの!?」

C「い、いやこ、怖くねぇよ」

B.D「ほんとは怖いだろ」

C「本気(マジ)ダーー」

と他愛のない話をしてたら3階についた、Cは未だに怖いのを認めないそしてトイレの前に着いた

A「誰が言う?」

B「俺やだー」

D「俺もー」

A「じゃ俺もー」

C「俺もやだ」

B「誰が言うんだよ」

A「じゃみんなで言おうよ」

D「いいなぁよし行くぞ」

コンコン

C「花子さん遊びましょう」

C「みんなも言えよー!」

A.B.D「ごめんごめん!!」

ギイィ←ドア地味に開いてくる

A.B.C.D「ギャーーーーー!!!!」

必死に走ったやみくもに走ったでもしだいに疲れて来た門のところに来ていた。

木の影に隠れた全員息が荒れていた

B「はぁはぁ、なんなんだよあれ!!」

D「あ、あれって、なんだ…」

A「見たのか?」

B「いや見てはない…」

C「と、とにかく落ち着いて静かに話そう」

A「あん時押し退けてったよなC」

C「ごめん怖かったから」

A.B.D「やっぱり怖かったのか」

C「誰だってそうだよ」

D「とにかくBん家戻ろう」

C「門またぐのか」

そっからBのいえに戻ったそっからはフツーだった

たまに宿題一緒にやったけどね

夏休み終わって4人で集まってたら先生がすごい形相して見てて校長室につれてかれた…

Concrete
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