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短編1
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ズルズル

お母さんがいつものように、寝室で寝ていました。

すると、夢を見ました。

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長い道、誰かにずっと足を引かれているのです。

ズルズル ズルズル ズルズル

逃げようにも体がまったく動かないのです。

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ズルズル ズルズル ズルズル

しばらく引きずると動きがとまりました。

「あぁ、やっと止まってくれたよ。」

と安堵した瞬間、

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「えっ、ちょっ、、」

いつからあったのでしょうか、目の前の川に落とされ、ドンドン沈んでいくのです。

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もう諦めようとしたとき、仕事から帰ってきたお父さんに起こされました。

「お前、なんでこんなところで何してるんだ?」

起きたら、進行方向に足が向いている形で風呂場の目の前にいました。

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寝室から風呂場までは結構距離があるし、寝るときにも戸をきちんと閉めたのに、、

お父さんが帰ってくるのがもう少し遅かったらと考えると、、、

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これは体験したくないですね・・・。

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