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短編1
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おばあちゃん

これは私の体験です。

だいぶ昔に就職を機に住み込みしていた所にあるおばあちゃんがいまして、色々と食事などの面倒を見て頂きました。

それから、約10年程経ち、そのおばあちゃんが亡くなったと便りが来ました。

ちょうど、お盆の時期だったと思います。

亡くなったと聞いて、色々おばあちゃんの事を思い出して、本当にありがとうございました。

安らかに。

と私なりに祈りを捧げました。

それから、数日後、ソファーでウトウトしていると、変な気配がして金縛りになって動けない。

でも、テレビの音は聞こえる。

約数分後、ありったけの力を振り絞って、ウギャーッと起き出してフと窓を見てみると、薄透明の人の顔だけがあって、びっくりしたけど、男なのか女なのかわからない。

勇気を出して、窓を空けて見た。

誰いない。

当たり前何だよね。

ここは二階だから。

窓を再び締めたら、もう何も移ってなかった。

よーく考え直してあの顔は誰だったんだろうって。

あっ、あのおばあちゃんだって後で気がついたんです。

あのおばあちゃん、ショートカットで眼鏡かけてたから、すぐには誰かわからなかったんだ。

今でも、はっきり覚えてるんです。

薄透明の眼鏡をかけた顔。

きっと、ご挨拶に来てくれたんだと思います。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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