友人から聞いた話です
ある進学校に、病気の少女が居ました。
その病気は、寒いところに長時間居たら死ぬというもので、
病気のせいで退学になったらいけないという事で、
学校には知らせていませんでした。
真冬のある日、学校の先生が、
「物を忘れた」というだけで廊下にその少女を立たせました。
勿論、先生は病気の事を知りません。
そして、先生は、「少女を立たせている」という事を
忘れてしまいました。
そして、先生が思い出して
少女を見ると、
少女は、青白くなって倒れていました。
先生は驚き、しばらく立ちすくみました。
「もしかしたら・・・。」そう思い、脈をはかってみると、
案の定、少女は死んでいました。
月日が流れ・・・。
その学級の同窓会で、廃校となってしまったその学校に、行ってみよう
ということになりました。
そして、
丁度、少女が死んだ廊下のしたを通ったとき、
ついてきていた先生が、
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
と声をあげながら倒れて、
死にました。
「何事か?」と思い、
上を見ると・・・。
青白い少女の顔が、笑っていました。
<完>
多分フィクションだと思います。
怖い話投稿:ホラーテラー コーラスさん
作者怖話