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短編2
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いりますか?

昔本を読んで怖かった話を投稿します。

誤字・脱字、読みにくかったらすいませんm(__)m

ある3人の男達(ABC)で温泉旅行に出掛けた。

Cが運転をし、高速の途中でサービスエリアで休憩をした。

AとBはトイレに行っている間、Cはコーヒーを飲んで一服をしていた

何気なく景色を見ようと辺りを見回した時、

電柱にはってあるクシャクシャになった紙が視界に入った。

「何だコレ?」

剥がして見ると、

いりますか?

とだけ書いてあった。

Cは誰かの悪戯だろうと思い、クシャクシャにしてごみ箱へ捨てた。

AとBが戻り、無事旅館へ着いた。

温泉にも入り、満喫しながら騒いだ夜だった。

皆眠ってしまい、Cも運転の疲れかすぐに眠りについた。

Cは夢の中でも眠っている自分がいた。

ふと気付くと、いつの間にか後頭部におばあさんがいる。

おばあさんは微笑みながらCの頭を撫ではじめた。

「いりますか?」

「いりますか?」

必死に聞いてくるおばあさんに、Cは

「いります!」と必死に答える。

あまりにもしつこく必死に聞いてくるので、

「何なんですか!?

もういりませ「おい!!」

目が覚めると、AとBが心配した顔でCを覗きこんでいた。

「大丈夫か?」

AとBは、Cがうなされている声で起き、取り敢えず起こしたそうだ。

「良かった。お前らが起こしてくれなかったら、あのままいりませんって答えるとこだった…」

眠れないまま朝が来て、Cは、夢の話を旅館のおばあさんに話した。

おばあさんは溜息をついて、こう話し出した。

「今の話聞いて驚きましたよ。

先週、あなたと同じように紙を見たお客さんでね、私に似たおばあさんが夢に出て来たそうなのよ。

で、そのおばあさんは

頭をいりますか?

って聞いているみたいで、そのお客さん気付かずに、おばあさんがしつこいから

いりません!って答えたらしいの。そしたらなんとお客さん、頭を取られちゃってたの!怖かったわ〜…」

「そうなんですか!?いりませんって言う前に目が覚めて良かったです。」

するとおばあさんは、物凄い形相でCを睨み付けた。

「ちっ」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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