短編1
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階段

わたしは、5年生の、Mともうします。

じつは、私の家では、きみょうなことがおこるのです。

あるひ、私は、お母さんが、弟といっしょに、お父さんを会社までむかえにいっているとき、私は帰りがおそくなって、おいていかれました。

ひとりで、リビングでテレビを見ていると、とつぜん、階段の方からだれかがおりてくるような音がしました。

私は、(お母さんが先に帰ってきて寝てたのかな?)と思いました。

でも、3秒後に、その音は、ピタリとやみました。

あれ?と思って、階段を見てみると、だれもいません。

空耳かなぁ?そう思ってリビングへ戻り、またテレビを見ていました。

すると、また、トン、トン、トン、トンと、階段をおりてくる音がするのです。

気のせいだ。

と思って、テレビをみようとすると、また、トン、トン、トン、トンと、誰かがおりてくる音がするのです。

私は、ゾクッとして、テレビの音を少し大きくしました、それでもときどき、階段をおりてくる音がするのです。

しばらくして、お母さんたちが帰ってきました。

わけを話しても、お母さんたちは、信じてくれません。

お母さんたちといっしょにいても、時々おりてくる音がきこえるのです。

3年生から、5年生まで、ずっときこえています。

トン、トン、トン、トン・・・。

怖い話投稿:ホラーテラー レイさん  

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