私の家系は、代々見える家系である
この前、中学の同窓会で恩師であるノウミに久しぶりに出会った
ノウミはすっかり顔が普通サイズにもどり、当時の面影はまるでなかった
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気になって問いただすと、不気味な事を言い出した
ノウミ「最近、実家の離れからポテチの匂いがするんだ」
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そこで俺は事件解決に乗り出した
離れに近付けば近づくほど、さっきまで聴こえていた鳥のさえずりや、草木の葉の擦れる音が消え、どこからともなく
アナキノォ・・・・アナキノォ・・・・・という声が聞こえてきた
離れの中に入っていくと、どうやら仏間から聞こえてきているということをつきとめた
ノウミが意を決して仏壇の扉を開けると、そこには
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金色に光輝く、金色K地蔵がいた
それに驚いたノウミは、Kのワイシャツを観音開きのように引きちぎった
ノウミ「うわぁぁぁぁ!!!なんて閑静な住宅街なんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
ノウミはKの胸毛にビビっている
ノウミ「もっと掻き分けさせろ!!!もっと掻き分けさせろ!!!」
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すると、Kの霊力に当てられたノウミとエンドウが左右のろうそく立ての上に正座し、高速回転を始めた
エンドウ「うわぁぁ僕の180°後ろから水素原子が求核攻撃してくるよ!!!助けて!!助けて!!!!!」
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俺はこのままではまずいと思い、Kからノウミを引き剥がし、逃げ帰った
そしてそのまま病院へ運び込み、緊急手術をすることになった
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Kの霊障がそうとうなものだったらしく、ノウミはサイボーグとなって帰ってきた
ノウミ「2輪駆動から4輪駆動になった、ぶつからないノウミあなたたちだぁぁぁぁ」
アイサイトを搭載したノウミは四足歩行で走り回っている
エンドウ豆「こてっちゃん!!!!!こてっちゃん!!!!!」
K「選ばれたのはコッペパンでした!!!選ばれたのはえェェぇぇいやぁぁあァァァ君からもらい泣き」
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ノウミとKは正面衝突し爆発した
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ノウミ「うわぁぁまいんちゃん」
作者ケイ-2