ひきこさんの本名は「森妃姫子」という。
雨の日、白いぼろぼろの着物を着て、人形のようなものを引きずっている女と出会う。よく見ると、女の目はつり上がり、口は耳元まで裂けている。そして女が引きずっていたものは人形ではなく、小学生ほどの子供そのものだった。
彼女は自分が受けた酷いいじめに対する恨みから、子供を捕まえては肉塊と化すまで引き摺り回しているのだ
噂にみる「対処法」
残忍性・暴力性の高い妖怪だが、いじめられた子供と同じ名前の子は襲わない。また、いじめられっ子も襲わないとされる。具体的な名前は不明。
自分の顔の醜さゆえ、鏡を見ることも嫌うので、出会ったら鏡を見せれば退散する、とされる。
「私の顔は醜いか」と尋ねてきたら、「引っ張るぞ!引っ張るぞ!」と叫ぶと退散する、とされる。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話