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15年03月怖話アワード受賞作品
短編1
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電車の窓ガラス

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学校が終わり、いつものように電車に乗りました。

電車内は混んでるわけでもなく、すいてるわけでもなく座席がいくつかあいてました。

わたしは、ドア脇に立ってスマホをいじってました。

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ふいに顔をあげたら、わたしが立っているドア脇の反対側のドアに30代前半ぐらいの人がドアに顔を近づけていました。

え?なにしてるの…?と思いました。

最初はドアに向かって独り言でも言ってるのかと思いました。

恐いからあまり見ないようにしようと思いました。

その時、

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電車がトンネルに入りました。

チラリとその男性を見たときわたしは気づいてしまいました。

その男性がドアに顔を近づけていた理由…

いえ、正確には近づけて口付けていました。

窓ガラスにうつるわたしに…

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わたしは恐怖で動けなくなりました。

どうしたらいいのだろう。動けば気づかれたと感づかれてしまうのではないかと。

どうしようどうしようと考えていたらトンネルから抜けました。

わたしは今のうちだと思い、違う車両にいきました。

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あの時は本当に怖かったです。

警察に行きたかったけれど、1度だしあの男性は全然知らない人だし行ってもどうすることもできないだろうと思ってました。

その日から電車に乗った際にはドア脇には立たないようにしています。

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最寄駅近くにあるコンビニの店員の顔があの男性に似ているのは気のせいでしょう。

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これはキモ怖い!実話だけあって生々しい

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キモい!!!現実が一番怖い((゚Д゚ll))

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麗先生 怖かったです。

電車って、密室ですからね。身動きできなくて恐怖かも。

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フィクションならともかくノンフィクションですか、、
怖すぎです。。

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