短編1
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霊感

幼い時から、妙な感覚があるんです。

それは深夜耳鳴りとともに頭の中で、イメージとして沸いてくるんです。

そのイメージはサラサラの砂がゆっくり揺れているんです。おだやかに。

それが爆音とともに、うねり大波のように砂が揺れるのです。

そんな日は仏壇の水を入れる、ふたのついた湯飲みが音をだすんです。

カタ、カタ、

お母さんに聞いたら、先祖がお水を飲んでると言うのです。

その夜も耳鳴りとともにイメージが頭の中に。。

するとカタ、カタ、カタ、

仏壇から音が、いつもより激しく。 恐くなり布団にもぐります。私の家は家族四人一部屋にならんで布団をひき、寝てるんですが。

台所から気配が。

布団からのぞくと、黒い服を着た男が立っています。

その男は父母姉の顔を見て一言。。

(しめしめ。。)

そして仏壇の部屋に消えていきました。

次の日、母に言うと姉も同じ男を昨日の深夜に見ていたのです。

それから一週間もたたないうちに、父が事故で死にました。。

ホントの話です。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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