大学生になり俺は一人暮らしをはじめた。俺には彼女はいなくこの部屋に女を招いたことはまだ一度もなかった。
ある夜男3人で彼の家で飲み会をしていたときである、男3人も集まれば当たり前 女の話になった。
最近どうよ?とニヤニヤした顔でダチが聞く
、、、絡みないねぇー と女がいない俺にとっては 又自慢話したいだけだろ、とそっけなく答えた
何で隠すんだよ? チョー美人とか? もしくはブス?? と目を輝かせながら聞いてきた。
はぁ? だから本当いないって、、本当に絡みないからぁー。この部屋にも女入れたことないし。
と深いため息とともに 自分でいって一人むなしくなった。
それを見て じゃこれ誰の髪の毛だよ。これを見せてもまだいわないかぁ。 と水戸黄門風に かがげて その黒い長い髪を俺に押し出した。
なんだよそれ?
はいはい このフロアーに落ちてた誰かさんの髪の毛です。見てみろよそこにも落ちてんじゃん。自分のとかいうなよ。と勝ち誇ったように顔を近づけるダチ。
俺はその髪の毛を手にとった、 あきらか この仲の3人のものではない、
誰かの服についてたんじゃねーの?お前に彼女とかのだろ?
ダチは近づけていた顔を離し 別に隠さなくてもいいじゃん、、、 な と別のダチに同様を求めた。 まぁ人に言えない事もあるんじゃない?とそっけなくかいされた。
今 本当にいない といっても きっと効く耳を持たないだろうと思い 黙ったまま 目の間にあるビールを飲んだ。
このせいでこの後は話しが続かず テンションがた堕ちのまま お開きになってしまった。
その後一人で片付けしていると今までよく見なかったのでわからなかったが 確かに その髪の毛がソファーなどに堕ちているのだ 。それを拾い上げ (はぁ こいつのせいで、、、 マジ誰のなんだよ)と ゴミ箱にいれた。考えてもイラつくだけだろうとその時は気にしないようにしていた(と言うかさほど誰のだろうか気にしなかった。)
何かむしゃくしゃしながらも 今日のことを考えないようにベットに入った俺はいつも腹ばいになって寝るので 枕の位置をセットしようと顔に近づけた時 それを見つけてしまった 黒く長い髪の毛を。
さすがに気持ち悪いと思った俺は まずダチに 俺のベットルーム今日入った?と確認のメールを送った。 答えはわかっている俺たち3人はずっとおんなじ部屋(小さいけどリビングルーム)で話していて誰もその部屋から動いてないのだから、、、
すぐメールがかえってきて思ったとうり 俺お前とずっと一緒に話してたジャン。なんで?
よく見てみるとリビングだけじゃなく確たる部屋にそれはあった 風呂場、リビング、ベットルーム、キッチン、にトイレ、、、
怖くなり速攻ダチに電話、
俺はパニックりながら
あの髪の毛がいたるところにあるんだよ!!!
説明もできずどういうこと?とく理解しダチに聞き返していた。 俺の様子がすごかったらしくダチもすぐに信じ飛んでやってきてくれた。
ダチがやってきてくれた事と時間もたっていたとで俺は落ち着きを取り戻した。
親とか?
ないな、、、こんな長くないんだ
泥棒?
何もとられてなかった。
じゃ ストーカー とかじゃね?
マジかよ、、、警察行こうぜ
こんくらいじゃ警察動かないだろ 知らない人の髪の毛が家に落ちてましたじゃ、、、 本当なんかとられたものとかないわけ?
ちゃんと確認したよ。
日本の警察にはらがったた。 これ明らか不法侵入ってやつだろ!
なんか証拠とかやっぱ必要なんじゃね (もち髪の毛以外で)明らかな証拠が、、、 と言うことで 部屋に隠しカメラを設置することにした。
その日はダチが泊まっていってくれたが 日が出始めたころには帰ってしまった。
次の日 重い足を引きずりながら家に着く、部屋にある長い髪の毛を確認し身震いしながら 今日こそは警察、いや相手は女だ俺の手でとっ捕まえてやる。と隠しカメラに手を伸ばした。
そのビデオには当たり前朝の寝ぼけた自分が移っていた。 えっ俺って朝こんなんなの?と一人なにげに盛り上がりながら見ていた。ビデオの中の俺は仕度をすませ鍵をしっかりかけていた。
自分が出て行ってから 緊張しながら食い入るようにビデオをいていたら
あっ
カチャ っと鍵の回る音
とともにドアが開いた と髪の毛の長い 女が入ってきた
マジかよ~ いやいや映ってくれてよかったのだこれで警察も動く。その時にはもう自分でどうにかするという思考はもうとっくにどこかにいってしまった。あんな気持ち悪い奴と会いたくない。
ダチに電話
本当映ってんだよ!と見ながらライブ中継中
うわーゴミ箱あさってるし、、 マジキショっっ
ってかおれのクローゼットの中はいっていったんだけど、、、 マジないわー しかも長いし何してるんだよ 服明日全部買い換えるし、、、
そして
カチャまた鍵が回る音。そして自分が部屋に入ってきた 髪の毛をいろい上げて身震いをしている
そして 隠しカメラのほうに近づき ブチッ
ザァア―――
怖い話投稿:ホラーテラー リアルREALさん
作者怖話