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短編1
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ブランコ

あれは私が二十歳の頃だったでしょうか…友人とパチで勝った帰り道にある公園に、缶ビールを買い向かいました。ブランコに乗って飲もうとブランコの方を見てみたら、黒い猫が走り去るのを黙認したのです。一歩一歩ブランコに近づいて行きました。ブランコは猫が揺らしていったのか揺れ続けていました。ブランコの前に座りしばらくブランコを眺めていたのですが、なかなか揺れがおさまりませんでした。 変だな?思いましたが、若かったせいか何も考えずに私はブランコに向かい叫びました。(もっと揺らしてみろよ)

ブランコの揺れは声とともに大きく揺れだし止まらなくなってしまったのです。友人も一緒に黙認していたので、一目散にやばいと思い公園をでて逃げ去りました。気になり次の日公園のことを近くに住む人に聞いたのですが、何ヶ月か前にあのブランコで幼い子供が事故死していた事実を耳にしました。今はその公園はなくなって空き地になっています。おもしろ半分に霊に話しかけることはいけないことと、反省した…

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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