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短編1
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妖怪

この世には妖怪は実在するんだろうか。

三年前に本当に体験した出来事です。

仕事を終えいつものように帰宅しいつものように飯、風呂と済ませ次の日も早いので布団に入り眠りについた。

夜中に目が覚め気づくと金縛りに合っていた。

いつもの事だと思い気にせずそのまままた眠りにつこうとした時、枕元から念仏が聞こえてきた。

そちらに目をやると多分身長120くらいの坊さんが私を覗きこむように手を合わせひたすら念仏を唱えていた。

物凄い恐怖があり目を背け天井に目をやり「早く消えてくれ」と思っていたとき今度はその天井に白い靄が集まってきた。

次はなんだと目をこらして見てみるとその靄がだんだん着物の女に変わっていった。

俺は一刻も早くこの場から逃げたく全ての力を使い無理やり金縛りをといて起き上がって親の部屋に逃げ込んだ。

あれいらいなにも無く毎日を平凡に暮らしているがあれはなんだったんだろうと今でも思い出す。

妖怪 「拝み倒し」と俺は命名した。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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