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短編2
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お留守番

母と二人暮らしの私。母は仕事が忙しくて朝方に帰ってくることが多かった。お留守番なんてもぅ慣れっこだから別に寂しくなかった。

午後7時…

いつものように自分でご飯を作ってTVをみながら食べていた。その時ピンポーン!ドアベルがなった。はぁーいどちら様ですか?と訪ねると

低い声で

開けてよ。

は?

すると、いきなりドアノブをガチャガチャしはじめた!

あけろーあけろー…繰り返しそう言いながら…

なっ何してるんですか!やめてください!警察呼びますよ!

それでもやめない…

もぅやめてよ!と玄関にあった靴を投げた。

ガンっ!

すると止んだ。ほっと胸をなでおろした。念のためまだいるのか除き穴から見てみたら…大きい丸い目がこちらを除いていた!ひぃ!私は腰がぬけて足ががくがくした。恐ろしかった!急いで警察に電話をしようとしたけど繋がらない。携帯もだめだ。誰かに助けを求めようとベランダから出ようにも、ここは3階だから無理だった。そしてまたドアノブが、ガチャガチャと鳴り始めた!私はベッドに潜り込んだ。嫌だ嫌だ!もぅ消えてよ!助けてお母さん!と、心で叫んだ!泣きながら耳をふさいで目をつむり、震えが止まらない。

そうしながら何分たっただろうか…いつの間にか音は消えていた…。もぅ一度除き穴を見てみる…。誰もいなかった。ドアを開いて確認もしたけど誰もいなかった。でも後ろから視線を感じた。背中に悪寒が走った。

するとこの世の者とは思えない声が聞こえた

開けてくれてありがとう

怖い話投稿:ホラーテラー 一葉さん  

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