母と二人暮らしの私。母は仕事が忙しくて朝方に帰ってくることが多かった。お留守番なんてもぅ慣れっこだから別に寂しくなかった。
午後7時…
いつものように自分でご飯を作ってTVをみながら食べていた。その時ピンポーン!ドアベルがなった。はぁーいどちら様ですか?と訪ねると
低い声で
開けてよ。
は?
すると、いきなりドアノブをガチャガチャしはじめた!
あけろーあけろー…繰り返しそう言いながら…
なっ何してるんですか!やめてください!警察呼びますよ!
それでもやめない…
もぅやめてよ!と玄関にあった靴を投げた。
ガンっ!
すると止んだ。ほっと胸をなでおろした。念のためまだいるのか除き穴から見てみたら…大きい丸い目がこちらを除いていた!ひぃ!私は腰がぬけて足ががくがくした。恐ろしかった!急いで警察に電話をしようとしたけど繋がらない。携帯もだめだ。誰かに助けを求めようとベランダから出ようにも、ここは3階だから無理だった。そしてまたドアノブが、ガチャガチャと鳴り始めた!私はベッドに潜り込んだ。嫌だ嫌だ!もぅ消えてよ!助けてお母さん!と、心で叫んだ!泣きながら耳をふさいで目をつむり、震えが止まらない。
そうしながら何分たっただろうか…いつの間にか音は消えていた…。もぅ一度除き穴を見てみる…。誰もいなかった。ドアを開いて確認もしたけど誰もいなかった。でも後ろから視線を感じた。背中に悪寒が走った。
するとこの世の者とは思えない声が聞こえた
開けてくれてありがとう
怖い話投稿:ホラーテラー 一葉さん
作者怖話