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短編2
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山で夜桜

今から7年位前の話ですが、強烈な思い出があったため投稿します。

高校も卒業して、車の免許も取れたし来月からは就職で他県に移るから、ずっと仲の良い女二人、男二人、計四人で酒でも飲もうと言う話になり、当時金のない四人は酒屋で酒やらお菓子などを買い込み近くの山に行った。

昼間は遠足などでよく利用される場所なのだが夜は淋しく街灯もない。

真ん中に池があり、少し奥に行くと車では入れなくなっていて、鳥居がある。

その奥は石段があり山の山頂近くに神社があるらしい。

おれらは夜の9時位に桜の木がある駐車場に車を止めて、四人の飲み会は始まった。

月明かりに夜桜を楽しみながら飲みはじめた、夜中も0時を回るとハイペースで飲んだ酒につぶされてしまい、車の中でみんなして仮眠をとっていた。

少しすると後ろの席でがさがさ音がして来て寝返りでもうったんだろうと思いまた軽い夢の世界に旅立ったんだが今度はドンっていう大き目の音がした。

みんなはぐっすり寝ていて動いてない。

少し酒の酔いも引いたから運転席から外をうかがったが何もない。

だが車の窓やらドアやらをたたく音は止まず続いた。

飲酒の後ろめたさにペーパードライバーの俺は発進に迷ったが、フロントガラスを見ると白くていかにもという腕がついていたため速攻で車をだした。

街まで下ってコンビニのライトで車を見るとあちこちに手形のような物がついていた。

就職前に四人でお祓いに行ったがあの出来事はかなり衝撃的だった。

二度とあそこには行かない気がする

長文すいませんでした。

最後まで読んでくださった皆さんありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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