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短編1
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悲鳴とメリーさん

久しぶりに恋人が遊べるというので、テレビを見たり、ゲームをしたりと一日を過ごしあっという間に夜になってしまった。

マンションの三階が俺の部屋で二人で久しぶりに長い時間一緒にいた。

テレビを見てると携帯が機械的な音を立てて着信を知らせる。

液晶画面を見ると非通知だった。

「もしもし?誰ですか?」

『……あ…メリ…ん』

「はい?ちょっとよく聞こえません。」

『あたしメリーさん。今貴方のマンションの前。今から行くわ。』

そう言って電話は一方的に切られてしまった。

-数分後-

また携帯が鳴った。

非通知だった。

「もしもし?」

『あたしメリーさん今貴方のマンションの二階。今から行くわ。』

そう言ってまた電話は一方的に切られた。

それから、一定の間隔で『三階』『四回』と来て部屋のドアの前に来ている。と電話が来た。

正直、今時メリーさんなんてとても遅れてる。

久しぶりの恋人との休日なのに。

携帯がまた鳴る。

「もしもし?しつこいんだけど?」

『あたしメリーさん今貴方の後ろにいるの…。』

「俺の後ろ彼氏がいるんだけど?」

携帯からは甲高い悲鳴が聞こえたとさ☆

あっ!ケンゴがよんでる。ではでは~

怖い話投稿:ホラーテラー きんちゃくさん  

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