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短編2
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本当の話し。

わたしは今21歳

の大学生です。

わたしには何故か

生まれつき霊が見える

という体質があります。

べつにそれで

困ったことはありません。

ただ見る日には必ず

気分が悪くなりますが。

わたしはこれまでに

たくさん霊を見ましたが

たいていは忘れました。

でもこれはいまだに怖くて

たまに夜、汗だくになって

飛び起きることがあります。

もう10年前のことです。

その日は久しぶりに

気分が悪くなり、「あ〜

…今日なにか見るなあ」

そんなふうに思いながら

暗くなる前に急いで家に

帰り、寝ることにしました。

寝れば、何も見ずに

済むからです(゚゚)

無事、家につき、何回か

目が覚めでも無理やり

目をつぶって寝て

いました(´・ω・`)

そして夢を見たらしく

真っ暗な闇の中で、

わたしは背を丸めて

います。わたしは

右腕に重みを感じて

横を見ました。…

なんと肌がずたずた

に裂け、頬の筋肉が見え、

髪の毛もほとんど抜け

落ち、無駄に見える

歯茎からよだれを垂らし

ながら、女の子が

わたしを見上げ力の限り

叫んでいるのです。

わたしはびっくりして

その女の子から離れようと

しましたが、女の子わ

わたしの腕をがっちりと

つかみ、ものすごい力で

しがみついてきます。

そして右腕にものすごい

痛みが走り、わたしは

はっと目を覚ましました。

もう朝になっていて、

いつものようにアナウンサーが

ニュースを呼んでいる声

が聞こえてきます。

気分はもう悪くなかった

ので、着替えて学校でも

行こうかなあとパジャマ

を脱ぎました。

「あら、おはよう」

とお母さんが部屋に入っ

てきましたが、わたしを

見た瞬間あっと声を

あげました。

「どうしたのその痣?」

お母さんが指をさす

右腕を見ると、真っ黒

の手形の痣がいくつも

いくつもついていました。

その時、ニュースで

わたしの住んでいる市で

わたしと同い年くらいの

女の子が行方不明だという

ニュースが読まれました。

この子だな。ニュースで

女の子の顔写真がでて、

そう思いました。

二週間か三週間後くらいに

犯人と女の子の死体が

見つかり、痣はすぅーっと

消えましたが、わたしは

今でも鮮明にあのボロボロ

になった女の子の顔が

思い出せます。

怖い話投稿:ホラーテラー ^^さん  

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