本当の話なので、短いし怖くないかもしれないが、聞いて欲しい。
三年くらいまえの話だ。
私はある夢を見た。
昔に良く遊んでもらった親戚のおじさんと話をしている夢だ。
ここ4年くらい会っていない人だ。
夢の中で話はしているのだが声が聞こえないためなか、何を話しているのか分からない。一時間ほど話をしていると、そのおじさんが最後に手を差し伸べて、
何かを伝えたがっている。口の動きから見ると「かわいいね」に見える。
そんな夢が何故か3日ほど続いた。
流石に怖くなった私は、
親に相談した。
すると親が、「おじさん三日前に交通事故で入院してて、今日亡くなったらしい」と言った。
私は怖くなり、その晩は親の横で寝ることにした。
なかなか寝付けなかったが、怖いながらも眠りについた。
案の定またあの夢だった。また一時間くらい何かを話している。
そして最後のあの場面に来た時、何故か最後の言葉だけ、声が聞こえた。
かわいいねじゃなかった、、、
「かわって」
怖い話投稿:ホラーテラー たなかさん
作者怖話