コレは俺(リツキ 匿名)が中2の頃の話です
当時俺は、学校のテニス部に所属していました
ある日、部活が長引いて俺は疲れて母に車で迎えに来てもらい、車内で眠りについてしまいました
車内には、母と俺以外に姉が居ました
姉は昔から霊感が強く、夜道で足の無い子が見えたり宿泊学習で兵隊の霊を見たとか言ってました
俺が深い眠りについている間、母は聖○○○保育園に集金に行きました
すると姉が「リツキ!! リツキ!!」って叫びました
俺はイラつきながら「何だよ!?」って怒鳴りました
「アンタ、アレ見える?」姉が車の正面を指しました
ソコには車のライトに照らされてるというのに真っ黒な黒い人影がありました
「えっ!? まさか、アレって…」俺はつい声を出しました
姉は俺の腕に顔を隠してました
そんな姉を見ていたら、次にソコを見た時には人影は無くなっていて、探したら人影が車の周りを何周もグルグルと走り回っていた
不思議なのは、かなり早く走ってるクセにブレが無い
姉が母を電話で呼び出し、その場を移動しようとしたら、人間の足の速さじゃないくらい早く走って追いかけて来た
運良く追いつかれなかったけど…
家に帰った俺達は、自分達と家の周りに塩をまいた
その保育園は家の近くにあるので、よく近くを通ります
アレ以来ソイツの姿を見てないけど…
アレは一体何だったんだろうか…?
まだアイツは、ソコに居るのだろうか…?
とアレから4年経った今でも疑問に思います…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名 リツキさん
作者怖話