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エロくオタクでエロくてオカルト好きな友達

短編2
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エロくオタクでエロくてオカルト好きな友達

突然ですが、僕にはどうしようもない親友がいます。

秋葉原に行けば突然。踊りだし(たぶんハレハレとかいうの)

アニメはよく見る方の僕にもわからない言葉を連発!!

言葉が妙にエロく(つるつるのことをトゥルットゥルッッと言ったりボディをバディィィとかいう)

しかもオカルト好きでよく心霊スポットに行き塩持参、で専門家気取り

ソイツは必ずお祓いしてるらしいが

付き合ってる僕の身を考えろ!!!

こんなろくでなしだがどこかにくめない親友との

霊体験のひとつ

近くの墓地に肝試しに行った時(まあ男2人だが)

何にも起こらずただ幽霊萌えだのフラグだのわけのわからん話しをされて

イライラしてる帰り道

山奥にある墓地だったから肝試しより帰る時間の方が長くて文句ばっか言ってたと思う

やっと森を抜け電柱の数が増えてた頃に

50メートル先に女性、たぶん20~30歳くらいの

僕はイライラしてたんで恐怖より横で

「あれ断然萌えジャン!」

とか言ってるバカの方がよっぽど気になった。

「幽霊とヤレるなんて」

「だまれお前童貞だろ馬鹿」

「でも見かけカワユゥイじゃん、ほら」

いつの間にか女性との距離がすぐ近くで

「もうだめだ、行ってくる」

「おまっなにすんだよ」

「ナンパだよ」

バカか成功できる訳がない顔は中の上くらいだが性格がだめだろ

そんなこと思ってるうちにもう話かけてる

あの馬鹿は

女性は困ってる様子でした。

こんな夜中に1人で歩いててしかもいきなり熱心にナンパじゃあ困るだろう

僕は毎度のことながらそいつにチョップを喰らわせ女性に一言

「すいません。ほんと」

その女性はなかなかいい顔してた。

こいつがこう熱心になるのも分かるかも、と久々に意見があった。

その人は軽く微笑み小さく会釈して行ってしまった。

「バカかおまえはまったく」

「あ~あお前幽霊とのフラグをかえせよ~」

あっ、

僕は振り向きましたが誰もいませんでした。

暗かったけど懐中電灯で照らしたりしました。

(こいつはかなり高性能)

でも怖い気はせずそのまま隣にいる馬鹿といっしょに帰路に向かいました。

幽霊だとしてもたぶん良い霊だと思う

だってあのキモオタと女性の趣味が合ったくらい

きれいな顔してたから

話は終わりです。

こんな平和な話ですが色々と怖い体験もしてます。

機会があればまたこんな駄文につきあってください。

では

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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