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短編2
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旅館の部屋の風呂にて。

親戚一同と旅館にいくことになった。旅館とは言っても高級でもない古い旅館だ。

久々の旅行にみんな(20人程度)楽しそうに、かるーく食べたり呑んだり。

温泉に男一同、女一同が入り、いい湯だったーみたいな感じで、また食べたり呑んだり。

時間を見ると夜中の2時になっていた。

無性に風呂に入りたくなり、部屋の風呂があるのに気付き、入ることにした。

入る前に、「入る人ー」と聞くとおれの他に三人手をあげた。

意外に入りたくなるの俺だけじゃないんだなー と湯をはり、沸いたのを確認してザブンと入る。きもちい。なんだかすごく新鮮だ。すると、いきなり更衣室?から声がした。

「次、私入っていいですか?」

女の人の声だ。

でも更衣室のドアしっかり締め切ったよな・・・

開ける音聞いてないし、もしも出ていったなら、閉める音が聞こえるはずだし。

酔いが覚めた。鳥肌がたった。

怖くて更衣室をちらっと覗いた。誰もいない。

すると更衣室のドアがガラガラと開いた

「あれ、誰もいねえ。おいお前一人だよな?」

親戚の一人が少しあせり気味な顔で俺に言う。

「は、はい。さっきの声聞こえたのおれだけじゃないんスか?」

またもや鳥肌がたつ。

「みんな聞いてたよ。でも誰もそっち行ってないからおかしいなと思ったんだ」

確かに最初風呂入る人聞いたとき男しか手をあげていなかった。

そして 聞き覚えのない若い女の人の声。

怖くなってすぐに出た。

入ると言ってた人も気味が悪いと言い入らなかった。

翌日、口うるさい親戚の一人が、フロントの人に

「あの部屋って出るよね?昨日ほんとに出たんだけど」

と言うと。 。 。

「あまり大きい声で言わないでください実は私たちも怖いんですよ」

と苦笑い

その後は何もなかったですが、いまだにこの話すると気味が悪いです。

読んでいただきありがとうございました。

ちなみにガチ実話です。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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