「う―――たお―――う。う―――たお―――うみんなと一緒に歌いましょーーーー。らーーーーーーーらーーーーーーーらーーーーーーらーーーーー…」
「終わった~。1時間も歌い続けたらのど痛くなるよ~。」
Aのクラスは、みんな歌がうまくて、いつも、合唱するのに応募して、出場していました。
しかし、そんな中で、1人、歌の下手な女子がいました。
その女子は、白血病になり、入院しました。
ですが、クラスの誰1人も悲しみませんでした。むしろ、嬉しかったのです。
「あいつが入院してよかったー。」
「あいつが入院している間に出場したら、優勝できるんじゃないの。」
などと、口々に悪口を言っていました。
翌日、先生が言いました。
「Cさんは、亡くなりました。明日、何人かが代表として、お通夜に行ってもらいます。なので、合唱に出場することはできません。」
「ええー、最悪。でも、死んだから、もうびりになることはないんじゃない。」
「まあ、将来の事を考えたら、いいかもしれないね。あははは。」
1ヶ月後…。
「12の3、はい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・みんなと一緒に歌いましょーーーらーーーーーーー…うーーーーーーー死んで前ーーー死んで前ーーーこーーーの――クラスは死んで前ーーーーー。うーーーーーーーー。」
[なに、この声!まっまさか・・・・・・。」
「死んで前ーーーーこれからお前ーーーらーーーはーーーー血だらけなって死ーーーーぬーーー・・・・。」
「何よこれっっ・・・あっ、血が、わああああ、至るところから・・・・・・・・・・・・・・・・パタン。」
怖い話投稿:ホラーテラー ヨーグルトさん
作者怖話