これは友人から聞いた話です。
ある大学生4人組が雪山にスキーに来ていました。
しかし、4人がさぁ滑ろうというときに雪が降ってきたのです。
最初は気にせず滑っていたのですが、どんどん雪はきつくなり、視界も悪くなってきました。
仕方がないので、すぐそこにあった小屋に非難したのです。
「さみぃー」
「これからどうする?このままじゃ凍死するぜ?」
「・・・」
そしてみんなで相談し、軽くリレーをすることにしました。
ルールは簡単です。
まず、4人が四つ角にたち、1人目が走り2人目にタッチする。
、二人目が、3人目、3人目が4人目そして、一人目と戻る。
暗闇の中なので顔の判別すらもできなかったので、最初はぶつかっているものも多かったのですが、やっているうちにぶつかるのも少なくなっていきました。
そして朝になり吹雪がやみ、なんとか戻ることができました。
そして学校で後輩たちにそうやって寒さをしのぎ助かったのだと自慢げに話しました。
後輩のみんなは、すげーなどといっているなか一人の後輩がいぶかしげな顔をしていました。
「おう?どうしたんだよ?」
そう問うと後輩は言いました。
「・・・それ、おかしいですよ?」
「はっ?何がおかしいんだよ?」
「続くはずないんですよ・・・」
「だってよく考えてくださいよ。四つ角に4人立って1人目が2人目のところに行ったら1人目の人が最初にいた場所は誰もいないんですよ?」
「あっ・・・」
4人は青ざめた顔をした。
そう・・・続くわけがない・・・
5人目がいないかぎり・・・
怖い話投稿:ホラーテラー 瀬那さん
作者怖話