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短編2
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バスガイド

これは僕が小学三年の時に経験した実話です。

ある日ワンボックスの車で富士山に行った時の話です

行きは何もなく目的地までついたんですが…

帰りは夜中で高速道路で帰ってる時

僕は助手席に座っていて

母が2列目に座っていました。

夜になるとカーステの明かりが左ガラスに反射して明るいはずやのに

暗かったせいか視線を感じたので

僕は思わず

左を向いた

そしたら

血まみれの長髪の女の人が僕の方を見て微笑んでいました

僕は思わず

助手席で丸くうずくまって震えてました

すると母が

『どうしたんやあ?』

と聞かれたので

僕は

『窓の外に人いてる』

と答えました

が母は

『人なんかおらんでぇ、高速やねんから』

ってゆわれて

僕は

『こっち見てるねん』

『おらんから、顔あげてみぃ』

僕は恐る恐る顔をあげました

そして窓ガラスを見るといてなかったのです

僕はちょっと安心しましたが

また視線を感じました

次はサイドミラーです

左助手席側のサイドミラーを見たら

車の中のシート3列目に座って

僕の方を見て微笑んでいます

僕はまたうずくまりました

『またおったんかぁ?』

と聞かれたが

僕は何も答えれなかった

そして

家に着くまでうずくまっていました

無事家について

家に入って放心状態やった僕を見て

母はいとこを呼んでくれました

いとこ=母の妹

そのいとこは霊感があるので見てもらいました

夜中やったのにすぐに来てくれて

僕はお経を読みました

読み終わった頃には気分はマシになりました

時間も時間やったのでいとこは帰りました

それからは何もなかったのですが

後からいとこから聞いた話

あの日帰り際玄関出てその女の人がいてたらしく

その女の人がいとこに

『もうちょっとやったのに…』とつぶやいて消えたらしいです

その女の人は生存時バスガイドで

大雨の中

ガイド中

高速でバススリップして事故をしてバスガイドだけフロントガラスを割って飛び出て即死やったらしいです…

それで

浮遊霊としてさまよって

一人じゃ寂しいから仲間を探してるらしいです。

最後まで読んでいたたぎありがとうございます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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