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短編2
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狂った人

これは本当にあった話です、霊的なものは出てきませんが洒落にならなかったので投稿します。

稚拙な文章ですが、ご了承下さい。

俺が19歳の時、当時はトラックの運転手で毎日重い荷物を積み降ろしていた。

配達は基本的に夜中で、無人になった店舗に荷下ろしをするというもの。

検品や、伝票処理も自分でしなければならなかった。

その日は週末で、明日は休みだ!とテンションを上げながら配達をしていた、夜中の3時には最後の配達先に到着し、荷台の観音扉を開けて検品をしていた。

店舗の鍵を開け、段ボールを抱える、店の入口を入った瞬間にいきなり俺に何かがぶつかっていった。

「いてぇなあ!気をつけて歩けよ!」

「え?あれ?」

文句を言ってから気が付いた、俺以外に人がいるはずがない!!

ぶつかった奴はもう走り去って、見えなくなっていた。

「カランカラン」

腰に付けた鍵が床に落ちた、そう思った。

床に視線を向け、そこには刺身包丁があった。

激しい動悸が耳鳴りのように頭に響いた、同時に身体が熱くなるのが感じられた。

そんな数秒のうちに俺の上着は真っ赤になった。

刺身包丁は俺の身体にさっきまで刺さっていたものだった。

痛みはない…、ズボンも赤く染まっていく…、携帯電話を開いた瞬間、意識が無くなった。

死んだ?

そう思った、でも俺は病室にいた、生きてる。

視界がぼやけていたが、生きてる事が確認できた。

文字数が限界なのでここで一旦切ります、すいません

怖い話投稿:ホラーテラー 晟さん  

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