これは本当にあった話です、霊的なものは出てきませんが洒落にならなかったので投稿します。
稚拙な文章ですが、ご了承下さい。
俺が19歳の時、当時はトラックの運転手で毎日重い荷物を積み降ろしていた。
配達は基本的に夜中で、無人になった店舗に荷下ろしをするというもの。
検品や、伝票処理も自分でしなければならなかった。
その日は週末で、明日は休みだ!とテンションを上げながら配達をしていた、夜中の3時には最後の配達先に到着し、荷台の観音扉を開けて検品をしていた。
店舗の鍵を開け、段ボールを抱える、店の入口を入った瞬間にいきなり俺に何かがぶつかっていった。
「いてぇなあ!気をつけて歩けよ!」
「え?あれ?」
文句を言ってから気が付いた、俺以外に人がいるはずがない!!
ぶつかった奴はもう走り去って、見えなくなっていた。
「カランカラン」
腰に付けた鍵が床に落ちた、そう思った。
床に視線を向け、そこには刺身包丁があった。
激しい動悸が耳鳴りのように頭に響いた、同時に身体が熱くなるのが感じられた。
そんな数秒のうちに俺の上着は真っ赤になった。
刺身包丁は俺の身体にさっきまで刺さっていたものだった。
痛みはない…、ズボンも赤く染まっていく…、携帯電話を開いた瞬間、意識が無くなった。
死んだ?
そう思った、でも俺は病室にいた、生きてる。
視界がぼやけていたが、生きてる事が確認できた。
文字数が限界なのでここで一旦切ります、すいません
怖い話投稿:ホラーテラー 晟さん
作者怖話