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短編2
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狂った人 後日談

後日談を書きます。

意識がはっきりした後で自分の身体が不自由な事に気が付く。

寝たきりが3ヶ月続いたのと大量出血で意識不明となった為、倦怠感が常にあった。歩く事が辛い。

事件を毎晩夢でフラッシュバックするので睡眠不足に陥った。

右手握力が77から37に落ちた、左手は麻痺。

たまにくる視界暗転、刃物に対しての恐怖感。

会社は解雇になった。

身体に相当なダメージを負った、事件当日の話を聞かされたのは、しばらく経ってからだった。

救急隊の話

午前3時52分に無言電話が入り、しばらくの無音の後で呟くような声で住所、容態が告げられた、現場に着くと、あたりは血の海になっており、すぐさま搬送と警察へ連絡。

医者からは生きてる事が奇跡、生命力が強すぎると言われた。

以下犯人についての警察の話をまとめたもの。

犯人の使った包丁から指紋がでた為、犯人は逮捕となった。ひどいのはここからだ。

犯人は女性で、配達した店の店長の娘だった。

動機は簡単なものだった、「人を刺したらどうなるのか、試してみたかった。」

しかも刺した後こいつは店に戻ってきて、俺をずっと観察していたらしい。

そして救急車を呼んだのもこいつだった。

やっぱり電話したのは俺の都合の良い妄想だった。

救急車を呼んだ理由は、「すぐ動かなくなって、つまらなくなったし、飽きたから…」

正に悪魔だ、そいつは罪に問われない、責任能力がない程、精神を病んでいる為、またそれに加えて未成年だからだ。

まだ書きたい事があるけど文字数限界なのでここでラストにします。

日常自分には起こらない、そう思っている事が一番怖い事なのかも知れません。

コメントを下さった方々や読んで下さった方々、拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

怖い話投稿:ホラーテラー 晟さん  

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