解決編か…想像の域で書くしかないなコレ。と思ってた矢先、思わぬ電話がかかってきました。
相手は当時のリーダー
リ「おまえさ昨日帰ってきたんだろ?」
俺「ああ、そうだけど?」
リ「あの廃墟には行ったのかよ?」
俺「まあ…な」
リ「やっぱりか…」
俺「どうした?」
リ「ちょっと変な夢を見たんだよな」
聞いて驚きましたよ。
俺の記憶とほぼ一致。
リ「いつもなら夢とかすぐ忘れるんだけどな、何故か鮮明に脳裏に焼き付いてやがる」
俺「なんか怖いな」
リ「俺の方が怖いよ!お前達が見てないモノを見ちまったんだからな…」
俺「お前が見てダッシュで逃げたやつか??」
リ「聞かない方が良いと思うが、お前から〇〇の事を聞いてこんな夢を見ちまったから話すぜ?」
俺「分かった。聞かせてくれ」
リ「〇〇を捜し始めて廊下の方を見たんだわ。そしたら〇〇らしい奴が居て呼び掛けようとした瞬間、俺は気付いたんだ…
〇〇が手に何か持ってる?
よく見たら生首だった
両手にそれぞれ髪の毛を掴み持っていたんだ。
笑いながら…
そして俺は叫びながら逃げたってわけだ」
言葉を失った俺に更にリーダーが続ける
リ「それでよ、廃墟を出たら不思議な事に人だかりとパトカーがいて、お前達は居なかったんだわ。とりあえず話を盗み聞きしてみると『一家心中』ってのが聞こえたよ」
俺「あぁ…なるほどな。なんとなく分かったな」
リ「おう、でも何で俺達なんだ?」
結局それだけは解らずじまい…
かと思いきや別の旧友からメールが来て、内容は《あのホテル近々取り壊すらしいよ》何となく最期に(このホテルを忘れないで)
という意味で、俺は呼ばれたのかな?と思いました。
おしまい
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話