F「この無人島には海賊の財宝がいっぱいあるって聞いたことがあるなー」
G「ばーかw そんなん嘘に決まってんだろ。本当だったら今頃人とすれ違ってるよ。」
H「もう2,3時間ぐらいこんなとこいるけどさ、誰とも会わないね。。。ホントに大丈夫?私なんか気分悪い。。。」
G「マジ??大丈夫?大丈夫?俺がお前の荷物とか持ってやるよ!優しいな~俺って!」
F「おい、お前が言うな。少し休もう。って言っても無人島だからうちらが寝れる場所なんてあるんだろうか。。。」
G「おいおい!俺が計画ナシでここにお前らを連れてきたと思うか?」
F「お前、前にもここに来たのか?」
G「ちゃんと場所も覚えてる!俺についてこ~い!」
H「大丈夫かなー。。。なんかホントここヤバイ。。。」
F「出る。。。?」
H「はっきり言って、もうすぐそこにいるの。。。凄い怒ってる感じ。。。」
F「そうか。。。でもあいつとはぐれたら危ないから今はついて行くしかない。。。」
*********
G「さー着いたよ~!」
F「。。。どう。。。くつ。。。?」
G「そう!外で寝たくないだろ?だから洞窟。」
F「お前なー外じゃなかったとしても、洞窟はないだろ!ちゃんと寝れるとこあんのか??」
G「。。あー。。大丈夫だって!!な?明後日には帰るんだから、こういう経験もしとかなきゃね!!」
H「。。やめよう。。。」
G「あ?」
H「ここは。。。。危ない。。。。。おぇぇえ」
G「おまっ!!吐くなよ気持ちわりーなー!!」
F「大丈夫!??おい、水あるか?」
G「えー?あーあるよ。しょうがねーなー俺優しいから・・」
F「ほら、飲め。」
G「お前まだ俺の台詞・・」
F「他に場所はないのか?こいつがダメって言ったんだから、相当ヤバイとこだぞ。」
G「。。。。。。もう夜だしなー。。。まーせめて入り口で寝ればいいじゃん?俺は中に入るけど。。。」
F「お前何か隠してねーか?さっきからなんで洞窟に行きたがる?」
G「隠す?何を?」
F「知らねーよ。でもなんかあるだろ。。。言え。」
G「チッ。。しょうがねー。。。1週間前、俺の友人が仲間連れてここに来たらしい。俺は元々行く気はなかったけど、俺の友人はこの無人島に、ある「物」が隠されてるらしい。もちろんその「物」とは何か知らないが、絶対金銭とかだろ。それで俺があいつら連れてって、2日後に迎いに行く予定だった。でも、行かなかった。別に親しい友でもないしなw」
F「お前。。。何してんだよ!!早く助けに行くぞ!!」
G「ははははは!!いまさら??もう遅いだろw水も食料もなんも持ってないはずだ。俺が管理してるからな!!あいつらの死骸を見るのが楽しみだ。。。」
F「は。。。。?お前。。。じゃー何しに俺らは。。。」
G「あーお前らね。。。俺の手伝いをしてもらおうか。じゃなきゃ、お前ら二人でこの森をさ迷う事になるぞーwww」
H「あんた!!最低ね!!」
G「ブスはだ・ま・れ!!w さー今決めろ。」
F「俺らでお前の船捜して帰る。お前なんかと知り合って後悔した。」
G「。。。あそう。。。まーいいや。。。助け求めてもダメだからなー」
*********
F「これからどうするか。。。雨降ってきたし、洞窟はダメなんだろ?」
H「いや、あれはGの事言ってたの。あの人は入ったら。。。多分戻ってこれなかったかもね。。。」
F「じゃー俺らは。。。?」
H「もちろん危ないけど、Gよりは安全。」
F「そういうの分かるんだ。」
H「まー人それぞれ違うけど、うちのは危険レベルって言うのがある感じ。その人見ると、レベルがすぐ見えるから。だからGは赤信号、うちらは黄色って事。」
F「そう。。。じゃー入るか。。。」
俺らがBuioって言う洞窟に入ってることを気づいたのは、まだまだ先の事。。。
「Intruso」
「侵入者」
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話