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短編2
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逃げる万引き常習犯

初めにこれは万引き常習犯と店員の戦いです。

実話です。

私は最近までアルバイトしていた、スーパーに夕飯を買いに行った。

閉店30分前くらいだったので、客も店員も少なく、半額弁当目当てに惣菜コーナーに向かった。

惣菜コーナー着き弁当を物色していたら、身なりの汚い中年親父がリュックを背負いやってきた。

その親父を見てこっちくんなよと思いつつ、私は弁当を物色していた。

数分親父と一緒に弁当を物色していたら、次々と店員が惣菜コーナー付近に集まり始めた。

最初は見知った顔もあり、私に何か用かな?と思っていた。

しかし、離れてた位置に集まっていて変だと思っていた。

その集結した店員二十数名(この時間の店員全部)はこちらに横列で前通路を塞ぐように行進を始めた。

その店員達は皆こっちを睨んでいて怖かった。

俺は狼狽えてその場から動けずにいたが、隣の親父は状況を察すると走って逃げていった。

親父が逃げ去ると、お世話になった店員から事情をすぐ様知らされた。

親父は万引き常習犯で、いつも酒と寿司をリュックにつめて盗んでいくらしい。

警察にも何度か突き出したが効果はあまりなく困っていた。

そこで店長が、店員一同で睨み追い出すということを考えたそうだ。

近くにいた私に一声かけてしまうと、効果が薄れてしまうためかまわず実行したそうです。

行進は言葉では言い表わせないすごい迫力で、団結した集団は怖いと思いました。

後日談としてその万引き常習犯は来なくなったそうです。

あと、店長によると万引き常習犯にこの方法を実施していくそうです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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