中編3
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どの箱がいいですか?

ある少年が旅人(男性)に声をかけました。

『青の箱、赤の箱、黄色の箱、緑色の箱 どれがいい?』

旅人(男性)が答えました。

「ほな、青い箱を貰おうか?」

『はい、青い箱』

少年とさよならを交わして別れた。

しばらく歩いて青い箱の中身が無性に気になり、開けてみると、

はずれ

「なんじゃこりゃーーー」

市場にて。

商人に少年は話しかけた。『青の箱、赤の箱、黄色の箱、緑の箱どれがいい?』

「わしなあ、今いそがいいんじゃ、ガキの相手をしている暇はないんじゃ」

『どの箱がいい?』

「だから、わしは買わん!」

『どの箱がいい?』

「ひつこいな、買わんといったら、買わん!!」

『どの箱がいい?』

「だから買わん、このガキひつこいぞ これでもくらえー!!」

商人のゲンコツが少年の頭に当たった。

『いたい…』

「ふん、わかったならさっさとあっちへいってろ」

『黒の箱ですね、ありがとうございました。』

と少年は言い、商人に黒い箱を渡してどこかへといってしまった。

「くそ、いらいらさせんぜ、近頃のガキは」

「それにしても、真っ黒な箱じゃ!中身はなんじゃろうな?」

あけると、目の前が暗くなった。

旅人「わあーー」

客人「なーーー」

女性「キャーー」

と、悲鳴が聞こえた。

手を目にやると、空洞があいている。なんだろうか?並みか熱いものが流れている?

商人は、目をつぶされた。

7人の団体の人が駅から会社まで行く途中。

『赤の箱、青の箱、黄色の箱、緑の箱どれがいいですか?』

7人の会社人(以降A,B,C,D,E,F,Gにします)

Aさんは、子供好きだったので、青の箱を選んだ。

BさんはAさんが買うのを見て、あさんに負けられないと胸を張り、緑の箱を選んだ。

Cさんはなぜかわからないか怒鳴って叱っていた。Cさんは朝から機嫌が悪かったと、Dさんから聞いた。

少年は泣きながら黒の箱を渡した。

Dさんは少年を慰めた。お菓子も上げた。

少年は白の箱を挙げた。

Fさんは上品がいいらしく、少年の手から黄色の箱を奪った。

GさんはFさんが箱を無理やり奪ったのを怒っていた。

少年はそんな中、緑の箱を挙げた。

Eさん(俺)は少年にこう言った「俺の分は」

『もうないの、 ごめんね』

といい、走り去って行った。

俺はがっかりしたが、友達が一体箱の中身はなんだろうか気になった。

まず、青い箱の中身は折り紙が入っていた。

赤い箱には瓶が入っていた。中身は血。

黄色の箱は金が出てきた。(のちに、この金を売りに行ったが、偽物だった。)

緑の箱には植物の種が(種類別だが)、多数入っていた。

白の箱には、Dさんが欲しがっていたネックレス入っていた。

Cさんは腹を立て、黒の箱を開けた。「なんだよ、なにもねーじゃん」

あれ、誰もいない。音は聞こえるのに、辺りは真っ暗だ。

Cさんは目をつぶされた。

以上の出来事でした。

怖い話投稿:ホラーテラー H2さん   

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