私の町内は昔から、夏休みに、毎年恒例のキャンプが近所の公園で行われている。
これは私の小学生時代にあったほのかに気味の悪い話。
その年の夏休み、いつものようにキャンプはあった。天気は晴れ。
当時、低学年くらいの私も参加してた。(姉も)
スイカ割り〜その他ゲーム、カレー、テント作りに夜キャンプファイヤーなど順調に進んでいった。
そして待ちに待った肝試し!
その時、あるモノを流した・・・それは・・
お経テープ。
顕示難行陸路苦〜とラジカセから流れる中でスタート〜ルートを回る〜お化け出現〜と、ワイワイ楽しんでた。
肝試しの後、アニメ(ビデオ)鑑賞があるので、みんな公園内の集会所に集まったりとガヤガヤしてた時、ポツリポツリと雨が降ってきた。
さらにはザァァァァー!っと凄いドシャ降りに変わって行った。
大人達は子供達にキャンプの中止を説明、みんなブウブウ言いながらそれぞれ家に帰り、その年のキャンプはつまらない形で終わった。
そのキャンプから十数年たったある日、姉と思い出話としてあの日のキャンプのコトをダベっていた時、姉は覚えてるコトを教えてくれた。
あの日、確かにカナリの大雨だったのだが、同じ市内のちょっと離れた所では何てことのない、カラッと晴れた天気だったそうで、違う町内の友達に驚かれたコト。
その年からキャンプに肝試し自体、一切無くなったコト。(確かにしなくなった)
お経なんて気安く手をだしてバチでも当たったのか、ただの偶然の可能性高いですが、ちょっとゾッとしたので投稿してみました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話