夜中に女性が一人で歩いていると、突然一人の男に追い越される。
女性がしばらく歩くとその男が再び現れ、不明瞭な言葉をつぶやく。
それは経文のようにも、歌のようにも聞こえた。
男は手に提げていたビニール袋を女性の頭にかぶせると、何かを叫びながらその首を縛り上げた。
女性はなんとか振り払い、近くの交番に走った。
交番で事情を話すと、数年前にも似たような事件があったらしい。
その時の被害者も女性で、彼女の頭部はビニール袋に入れられたまま川で発見された。
犯人は自殺したが、その後も類似した事件が続出したという。
犯人の名字が岩崎だったことから、この一連の都市伝説は「イワサキさん」と呼ばれている。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話