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短編2
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連鎖?

小学生のころ

近所に仲のよいおじさん三人組がいました。

独身でお酒が大好きな大工のAさん

奥さんと二人暮らしの営業マンのBさん

児童会の役員している子供ができたばかりのCさん

年も職業も違うけど不思議とうまが合うようでした。

ある日、仕事がお休みの日、昼間から一人で焼き肉しながら飲んでたAさん。

そのまま酔いつぶれてしまって

火の不始末(焼き肉)のが原因で

焼死・・・・

BさんCさんは大変悲しみました。

その1ヶ月後の同じ日に

突然倒れたBさんはそのまま帰らぬ人となりました。

心筋梗塞でした。

「連れていかれた」

そんな噂がたちました。

Cさんは大変怯えました。

あいつらそんなことする人間ではない。

皆には力なく笑いながら強がっていましたが

気の強い方ではないCさんは内心怯えていました。

1ヶ月後その日がやってきました。

興味深々な者、本気で心配する者、呪いの連鎖を期待する者

思惑は違えども、町内の人々は皆、注目していました。

その日怯えながらも、何事もなく仕事から帰宅したCさん。

早く愛する妻とかわいい息子の顔を見て、この不安を忘れたい。

そう思い、妻と子の名を呼びます。

いつも出迎えくれる妻と子がなかなかでてきません。

台所にも風呂場にもトイレにも寝室にもリビングにもどこを探してもいません。

不安が恐怖にかわります。

散々探したあげく、リビングのテーブルで放心しながらタバコを吸っていると

テーブルになにか紙が置いてあることに気がつきました。

手紙でした。

「××(息子の名前)の本当の父親と三人で暮らしていくことにしました。探さないで下さい」

心配で訪ねてきた近所の人がみたCさんは

生きる屍とかしていました。

その翌日より

Cさんは行方知れず。

怖い話投稿:ホラーテラー 箪笥さん  

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