短編2
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そっか、俺…

「…ん?まぶしい…もう朝か。」

薄暗い部屋にはカーテンから

漏れる太陽光が輝いていた

「なんだか今日は体が軽いなぁ」

俺はすっきりと目覚めた。

大きな欠伸をし、俺は

身支度をしてリビングへ

かけ降りた。

台所では母さんが朝飯の

用意をしていた。

突然母さんは俺の方を

みるなり溜め息をついた。

「朝からなんだよ…気分わりいな」

少し嫌な気分になった俺は、

朝飯もとらずに家を出た。

「天気がいいなぁ」

爽やかな風が吹いていた。

とても気持ちがいい日だ。

気づけばもうすぐ遅刻しそうだ。

「やっべ!急がなきゃ」

俺は学校へと急いだ。

学校に付き教室のドアを開けた

「おはよー!」

しかし誰1人答えてくれない。

いつも仲のいい拓也も勇介も

みんなしかとしている。

「あれ~?省られてる?」

身に覚えがない。

だが誰もがみむきもしない。

「何なんだよムカつく…」

仕方なく自分の席へついた。

「嫌な気分。」

しばらくして先生が教室に来た

「お前らー席につけ!」

クラスのみんなが一斉に席に座る

「出席とるぞー」

みんな順番に名前が呼ばれる

俺の名前が呼ばれた。

俺は元気なさげに返事をした。

「は~い…」

するといきなり隣の席の

やつが泣き出した。

気づけばクラス中泣いていた

「は?なんでみんな…」

先生も泣いていた。

泣きながら先生は言った。

「すまん……」

まだみんなは泣いている。

俺は思い出した。

「そっか、俺…死んだんだ。」

学校の帰り道俺は車に

跳ねられてそのまま…

「そりゃみんな気づかないよな」

「俺…死んでんだよな。」

彼は全てを悟った。

END

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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