「…ん?まぶしい…もう朝か。」
薄暗い部屋にはカーテンから
漏れる太陽光が輝いていた
「なんだか今日は体が軽いなぁ」
俺はすっきりと目覚めた。
大きな欠伸をし、俺は
身支度をしてリビングへ
かけ降りた。
台所では母さんが朝飯の
用意をしていた。
突然母さんは俺の方を
みるなり溜め息をついた。
「朝からなんだよ…気分わりいな」
少し嫌な気分になった俺は、
朝飯もとらずに家を出た。
「天気がいいなぁ」
爽やかな風が吹いていた。
とても気持ちがいい日だ。
気づけばもうすぐ遅刻しそうだ。
「やっべ!急がなきゃ」
俺は学校へと急いだ。
学校に付き教室のドアを開けた
「おはよー!」
しかし誰1人答えてくれない。
いつも仲のいい拓也も勇介も
みんなしかとしている。
「あれ~?省られてる?」
身に覚えがない。
だが誰もがみむきもしない。
「何なんだよムカつく…」
仕方なく自分の席へついた。
「嫌な気分。」
しばらくして先生が教室に来た
「お前らー席につけ!」
クラスのみんなが一斉に席に座る
「出席とるぞー」
みんな順番に名前が呼ばれる
俺の名前が呼ばれた。
俺は元気なさげに返事をした。
「は~い…」
するといきなり隣の席の
やつが泣き出した。
気づけばクラス中泣いていた
「は?なんでみんな…」
先生も泣いていた。
泣きながら先生は言った。
「すまん……」
まだみんなは泣いている。
俺は思い出した。
「そっか、俺…死んだんだ。」
学校の帰り道俺は車に
跳ねられてそのまま…
「そりゃみんな気づかないよな」
「俺…死んでんだよな。」
彼は全てを悟った。
END
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話