私が小学生の頃に体験した話です。
私には3つ下の弟がいます。
その当時、私は弟と一緒な部屋で二段ベッドを使い寝ていました。
弟が上、私は下です。
二段ベッドの形はよくある形で、ベッドの回りに柵(落ちないように)があるタイプのものでした。
冬のある日、夜寝ていると、ふと目が覚めました。
ベッドには上に昇るためのハシゴがあるのですが、そこに足が見えます。調度上のベットを覗きこむ感じです。
眠気まなこで見たものですから、母が弟の様子を見にきたのだろうと思いまた眠りにつきました。
当時弟は寝相が悪く、母がよく弟が布団を下に落としていないか夜に見に来る時がありましたので、たぶんそれだろうと思ったのです。
翌朝、母に昨日も布団落ちてたの?と聞いてみたら、
なんのこと? という返事をもらいました。
二人とも頭に?マーク状態。
いや昨日足が見えたから。と私。
いやいや昨日行ってないよ。と母。
すかさず、怖いこと言わないでよ!この話おしまい!と母親に言われました。
数分後、弟が泣きながら降りてきて一言。
昨日、夜起きたら女の子がベットの柵の隙間から僕のこと見てた!
私と母親フリーズ。
私が足、弟が顔を見ていた事になります。
それ以来ハシゴ撤去、弟は柵の隙間にバリケード。
ちなみにその部屋は今は私の部屋。
こないだ父が一言、夜中に部屋で足音バタバタたてるなうるさい。
私、寝てましたけど?
まだいるのでしょうか?
怖い話投稿:ホラーテラー もじゃおさん
作者怖話