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短編1
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死ぬほどゾッとした

高校生の頃のはなし。

幽霊じゃありませんが、

わたしの母親はすごく真面目で厳しかったんです。

そんな母に、友達の家に泊まるからと嘘のメールをして彼氏の家によく泊まりに行っていました。

毎回毎回いつもの手口で友達の家に泊まると嘘をついて、嘘がばれないようにと友達(A)にも口裏をあわせてもらうようによろしくメールまでしていたんですが、ある日おかあさんから突然一通のメールが来ました。

題名 Re:いつもごめん

本文

今日も彼氏の家に泊まりに行くんだ

もしお母さんから電話あったら話合わせててね よろしく〜★

私は目を疑いました。

なんでこんなメールが来たかすぐには理解できませんでした。

でも答えは一つしかあらません。

震える手を抑えながら祈るような気持ちで送信ボックスを確かめました。

そこには友達に送ったはずの『よろしくメール』の宛先が 『おかあさん』になっている物がありました。

今まで送ったメールの数だけ。

毎回毎回友達に送ったつもりが全て『おかあさん』に送っていたのです。。。

生まれて初めて死ぬほどゾッとしました。てゆうか、もう死んじゃおうかなって思いました。

その後しばらくはおかあさんは口をきいてくれませんでした (笑)

怖い話投稿:ホラーテラー 松さん  

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