初投稿なので、読みにくいかと思いますがよろしくお願いします。
この話を聞いた時、除霊というものが信用出来なくなりました。
これは友人から聞いた話です。
友人が中学生だった頃、自分の部屋で寝ていると突然金縛りにあったそうです。
暗くてよく分からなかったそうですが、枕元に誰かが立っていて友人を見下ろしていたらしいのです。
次の日、その事を母親に伝えると「きっと寝ぼけていたんだろう。」と鼻で笑われたそうです。
しかし、その日を境に毎晩のように金縛りにあい、枕元で誰かが自分を見下ろしているという事が続いたそうです。
ある日、友人の兄が酔っ払って帰って来た時「今日はオレがお前の部屋で寝てやる。」と言い、そのまま友人の部屋へ行き寝てしまったそうです。
その数時間後
だだだだだ!
と走る音が聞こえたかと思うと友人の兄がリビングに入ってきて「あの部屋はヤバい!」そう言ったそうです。
話を聞くと、突然目が覚め金縛りにあったそうです。案の定、枕元には誰かが自分を見下ろしていたとの事。
兄弟が二人揃って金縛りにあったと言う事で、さすがに母親も焦ったらしく次の日除霊が出来るという霊能力者を呼びました。
その霊能力者は友人の部屋にビデオカメラを置きその数時間後、録画した映像を見始めたそうです。
霊能力は「ここにいますね。」と何も映っていない場所を指し始めたそうです。
その後霊能力者は友人の部屋へ行き除霊を始めたそうです。
除霊を終えた後「これでもう霊が現れる事はないでしょう。」と言い帰っていったそうです。
その夜、これで安心して眠れる、そう思い眠りについたそうです。
なんで!?除霊したはずなのに!?
金縛りにあったのです。しかし、今回はいつもと違っていました。
頭に映像が流れ込んで来るのです。
自分が棺桶の中に寝ている映像です。ただ、周りにあるのは花ではなかったそうです。
生首です。
生首は口々に
「死ね!」
と言っていたそうです。
気が付くと朝になっていました。
結局友人は別の部屋に移りその部屋は開かずの部屋として、誰も近付いていないそうです。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話