投稿者からのコメント
こんばんは。
実話なので創作の怖い話より怖くないということを念頭に置いて閲覧下さい。
ご了承のほどお願いします。
私が男友達のTとルームシェアしていた時期の話です。
3ヶ月間だけTが留置所?なんだかに入っていて、家には私一人だけでした。
テレビはアンテナがなく仕事以外は携帯をひたすら弄って暇を潰す日々でした。
ある時に友達のKと電話をしていました。
話の流れでKが自分の実体験の怖い話をしてきました。
一人な事もあり、最初こそ「やめて」と拒否してましたが、あまりにしつこいのでいやいや暇なこともあり聞くことにしました。
聞いているといやに耳に時計のカチカチという音が耳につきました。
窓に背中を預ける感じに座ってたんですが、ベランダの方から楽しそうな笑い声が聞こえてきました。
そこで私は恐怖し、戦慄しました。
ベランダから見える景色は畑しかありません。
家には時計等の類は一切ありません。
一層大きく感じるカチカチ音にパニックになりかけた私は怖い話を続けてるKに意味のわからない事を言いながら携帯と財布だけを持って自宅を飛び出しました。
階段を降りて目の前の駐車場まで振り返らずに。
駐車場までたどり着いて初めて二階の自宅の方に目を向けると、時刻は22時ぐらいだったので真っ黒いなにかが玄関前にいました。
怖い時って声がでないんですね。
直ぐに目をそらしてまだ繋がったままの携帯からKがどうしたのか、と心配してる声が聞こえてきましたが、答えることもできずに暫く駐車場でうずくまってました。
暫くして、恐る恐る玄関前を確認するとソレは消えてました。
Kには今は話したくなかったこともあり、また今度話すと言い家に帰りました。
あれは怖い話をしたせいででてきたなにかだったんでしょうか?
コメントをするには会員登録が必要です