短編1
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恐怖タイムス

『しんぶーん』

まただ……深夜になると届けられる恐怖タイムス。1回読むと受給が100日遅れると言われてる。

この新聞が来るようになってから、僕の周りはおかしな事ばかりだ。

給料が3ヶ月遅れたり、失業手当も3ヶ月投げられた事もある。

ある日の事、道を歩いていると一人の易者さんに呼び止められた。

「君……そこの君」

「僕ですか?」

「そう君だ。ちょっと座りなさい。いいから座りなさい」

と手招きされ僕は黙って座った。

「ひどく疲れた顔をしている。自身心当たりがあるのだろう?」

「分かるんですか?……僕は一体どうしたらいいのか」

「三千円…」

手を差し出す易者。僕は泣きたい気持ちを押し込め、声を振り絞って聞いた。

「3ヶ月ほど待ってもらえませんか?」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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