短編2
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さよなら

この話は僕のばあちゃんについての話です。

僕のばあちゃん凄い頑固で、僕達家族からは軽く嫌われていました。

ばあちゃんは宗教に入っており、宗教名はいえないのでふせて頂きますが、根っからの信者であり、ばあちゃんの家に行くと、

「題目をあげなさい」

と僕が幼稚園の頃から言われてきました。

正直嫌になり、僕はばあちゃんに会いたくなくなりました。

でも、ばあちゃんが風呂に一人で入れなくなった時に、僕のお父さんやお母さんが仕事等で行けない時は、僕や兄貴で風呂だけ入れさせに行ってました。

そんな日が続いたある日、ばあちゃんが倒れたと家に病院から電話がきました。

僕達は慌てて病院に行きましたが、ばあちゃんは意識不明の重体で検査結果は脳腫瘍でした。

ばあちゃんが入院してから、僕は一回一人でお見舞いに行きました。

「ばあちゃん?ばあちゃん?健太だよ(仮名です。)」

当たり前ですが、返事はなかったですが、見舞いに行ってから10分位ずっとばあちゃんの手を握っていました。

そして、

「ばあちゃん帰るからね。また来るよ」

と言った時に手を離した瞬間ばあちゃんの手が、まるでまだ行かないでくれといわんばかりに、微妙な手の動きをしていたのです。

僕はそれを見て手を握ったら、軽くですが僕の手を握ってくれました。本当に力何か微塵も感じない程でした。

そしてついにばあちゃんは帰らぬ人になってしまいました。

僕はばあちゃんの死に顔がとても綺麗に感じただ寝てるだけかとおもいました。

そして一週間して、葬式が行われている最中に僕はびっくりしてしまいました。

ばあちゃんとじいちゃんが死んだ日がまるっきり一緒で、ばあちゃんが亡くなった病室やベッドの位置もじいちゃんが亡くなった時と一緒の所だったのです。

あまりにも偶然過ぎて言葉がないですが、じいちゃんとばあちゃんは本当の運命の人だったのかなと思います。

怖くなく僕の身内話をして、長文すみませんでした。

怖い話投稿:ホラーテラー ビルさん  

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