短編2
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えっ…?

俺達は肝試ししようって事で、友達等を集めて樹海に行ってきた。

樹海って自殺の名所で有名だからって事で決まった。

男女合わせて8人位でやる事にして、皆で樹海に入っていった。

正直俺は霊感がある方だから、良く見えたりするから、脅かし役に回ろうと密かに思っていた。

歩いてちょっとしたら、やはり自殺者が残していた靴や遺書等があり雰囲気が漂っていた。

皆も次第に恐くなり、口数も減ってきた時に奥の方から、

カサカサ…カサカサ…

と、茂みの中から歩いて来る音が聞こえた。

皆黙って奥の方を見ると、顔が青白く明らかにこの世の者ではないものが、俺達の前に現れた。

「足がない男が立ってるよ…」

と俺だけが見えてると勘違いしていたから、ビビらそうと言ったら、

「ヤバいな…逃げろー!!」

と一人の友達が叫び皆逃げ出した。

しかし、その青白い男は、

「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」

と連呼しながら追っかけてきた!

さすがの俺もやべーと思い必死に逃げていた。

皆も聞こえていて、泣きながら逃げている奴も居た。

だが、後ろからは殺す殺すと言いながらまだ追っかけて来て、俺は絶対に捕まらねーと思いながら走っていたら、確かに俺は聞こえた。

「殺す殺すこ…いてっ!」

…………

(えっ……?いてっ?)

俺達は逃げるのを止め後ろを振り返ると、さっきまで追っかけてきた男は居なくなっていた。

俺の憶測だけど、何らかにぶつかって「いてっ!」って言ったのではないかと思う。

中にはこんなドジな霊も居るんだと思い笑えてきた。

いてっ!……って(笑)

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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