短編2
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○○坂の狐

旦那がまだ学生だった頃の話。

文才がないのと、携帯からなので読みにくい点があるかと思いますが…。

当時、学生だった旦那は大型の単車に乗っていました。

夏の暑い日、ちょうど今ぐらいの時期だったそうです。

朝の6~7時くらいだったか、単車に乗って少し走りに出たそうです。

いつもなら、通勤や海に向かう車でかなりの交通量もあるはずの国道が、山道に差し掛かったら1台も通らなかったそうです。

蝉の鳴き声すらしない不気味な程、静かだったそうです。

しばらくしてトンネルに差し掛かった時、妙に嫌な感じがしたそうです。

曰く付きのトンネル。

でも、朝だし長いトンネルでは無いからと入って行ったんです。

…おかしい…出口が見えない。

長いトンネルでは無いから、すぐに抜けるはずが抜けられない。

『これはマズい』慌てて引き返したら、入口がすぼみかけている。

アクセル全開で入口目指したらしいです。

トンネルを出た瞬間、突然の蝉時雨と対抗車でいつもの風景。

その日は、そのままマンションに戻ったそうです。

進学の為、実家を離れて学生マンションに住んでいた旦那。

帰って来たら、管理人さんが掃除をしてたそうで、その話をしたら『あ~あの辺りには、昔から狐が居てね。

たまにイタズラするんやわ』と…。

市内の外れにある○○坂。

『そのまま行ったら、どこに行ったたのかと思う。

今でも通りたくない』と言っていました。

怖くない上に、長文になってしまいすいません

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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