短編2
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正面衝突…後日談

こんばんは。

先日、正直衝突の瞬間を投稿した黒のです、今日は件の話の後日談を投稿します。

あの事故から半年ほど経った…

頑丈な体に産み育ててくれた両親に感謝しつつ、恐らく同居人が増えたで有ろう自分の部屋で久々の休日をダラダラと過ごしていた。

あの日から今まで体験したことの無い体験をする様になった…

ありきたりだが金縛りと言うやつだ、良く聞く金縛り中に霊に襲われたとか言う様な事一切無かったが、金縛り中の言い様の無い恐怖感には悩まされ続けた。

しかし人間、体も丈夫なら心も丈夫な様で暫くして来ると慣れてくる、週三回ほど訪れる金縛りもそれ程苦にならなくなっていった。

話は戻り、そんな生活が続き半年が経った頃、再び恐怖が訪れる。

その日とくに予定の無かった俺は部屋でのんびりとテレビを見ていた、俺の部屋は二階に有り普段は自分以外が訪れることは滅多に無い。

休日の昼間、セミの鳴き声とテレビ、扇風機の音、夏だなぁと意味もなくそんな事を考え惚けっとしていた。

そんな平凡な日常の風景、不意に自分の背後、部屋の入り口の方から気配を感じる…

誰か来たのか?そんな事を思い振り返り入り口の方へ目を向ける。

目線の先に有るのは見慣れた襖、所々破れて廊下が見える障子貼りの襖、何の変哲も無い何時もの光景…

不意に目が合う。

破れた障子の向こう、部屋の中を覗く目…

怖くは無かった、単に家の誰かが部屋を覗きに来ただけ位に考えていたからだ。

目が合って直ぐそれは廊下の奥へと消えた、誰?そう思い俺は襖に手をかけ廊下へと出た…

そこには誰も居なかった、俺の部屋は二回の角にあり廊下の一番奥だ、部屋の襖から、目の合った誰かが消えた方向には少しのスペースと壁しかない…

そんな不思議な出来事があった。

そして不思議な事にその出来事の後、金縛りには掛からなくなった。

飽きられたのだろうか?

余談だが…

家の室内犬は未だに俺の部屋では一点を見つめ続けている。

怖い話投稿:ホラーテラー 黒のさん  

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