短編2
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どうして...

ある日の夜なんとなく学校の校舎を見た。

いつもと変わらず静かで少しだけ不気味な風景だった。

その時、校舎の窓になにか動いてる影を見つけた。

見間違いかと思い、もう一度よく見てみた。

確かに影が動いていた。

そして一瞬で消えた。

その直後に携帯が鳴った。

画面を見ると真っ黒なのに携帯のバイブが鳴っている。

そして一文字ずつ

い...ま...か...ら...む...か...え...に...い...く...ね

あまりに唐突な出来事に携帯を落としてしまった。

携帯を拾おうとしたその時、学校から一本の坂道のしたのところに影はいた。

あまりの恐怖に腰を抜かしてしまった。

影がだんだんと近づいてきてその姿を現した。

四つん這いになってまるで呪怨のあいつのように「あぁぁぁ...」と近づいてくる。

もうすぐそこだ...。

顔は目がもの凄く小さくて真っ黒、口だけが凄く大きい。

そして奴は腰を抜かした僕の目の前にきて手と足の爪を一枚ずつ剥がしていった。

メリ...メリ...

あまりの痛さに失禁してしまった。

そしてその爪を自分の腐りかけた手につけていった。というより無造作に手の甲に埋め込んでいった。

その手の甲をよく見てみると他の何かからとったたくさんの爪が埋め込まれていた。

ウジが湧いていて強烈な匂いだった。

僕はそこで気を失った。

気づいたら病院で手にはもちろん包帯がまかれていた。

どーしてあんなことになってしまったのだろう。

いまだに謎のままだ。

みなさんも景色を見る際には影に気をつけてください...。

奴はどこにでも現れます。

そして...

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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