短編2
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忠告?

兵庫県六○山に当時の彼とドライブ中の事。

窓をぼーっと見ていると休憩所みたいな場所に、上半身裸のお婆さんが座っている。

まぁ夏だしな…

こんな山の中で服を着ずに虫に刺されないか?

変わったお婆さんやなぁ…としかその時は思わなかったんですが。

彼も興味無さそうに聞き流してました。

この時はこれで終わり。

半年位たった夜、自宅近くを彼と車を走らせていた時。

急に車を停めた彼。

えっ、何なん?!

うちはかなりの田舎で街灯なんか全くない、真っ暗な所。もちろん辺りに家もない。

しんと静まりかえってる。

「…なんか婆さんがいた。ガードレールから身を乗り出してた」

と車をバック。

えええ!どう言う事?!

とパニクる私を後に車から降りて暗闇に消える彼。

少ししたら顔面蒼白で帰って来

無言で車をスタート。

「お婆さん、居たの?」

「…居なかったし、下は崖で降りれんかった。」

それだけ言うと怖いからもういい、と口を閉ざす彼。

後から聞くと、特徴は私が六○山でみたお婆さんと同じ。

特徴的なパーマ、上半身裸、ぼんたんパンツ(わかりますか?)

真冬に上半身裸で

半年前とは違う彼です。

なのに一致。

怖いけど半信半疑。

心霊現象が起こるわけでも無いので忘れかけていた頃

半年後位です。

私は自動車事故を起こし、車は大破、即刻廃車です。

怪我は無かったのですが、学生だった私には大痛手。

冬にお婆さんを見た時に乗っていた車です。

そして夏に付き合っていた彼は、同じく自動車事故を起こし廃車。

噂で聞いたので時期はわかりませんが…

奇妙な出来事だったなぁ…と今でも思います。

事故前に、六○山から女の霊を連れて来ていると一度自称霊感がある人に言われましたが、当たっていたのだろうか?

オチが無くて申し訳ないのですが私が経験した唯一の不思議な話です。

怖い話投稿:ホラーテラー 養命酒さん  

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