短編2
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親友

これはつい2日前に

体験した話です

すべて実話です。

私は今高校3年生

いつものように学校を

終えて、自宅に帰り

友達と電話で話したり

自分の部屋で

くつろいでいる時

親友のAからが来た

『ねぇ…助けて怖いよ』

え?っと思って最初は

いたずらかと思った

《なにが怖いんだよ!笑》

『怖いよ』

《だから何が?(゚Д゚)》

は返ってこなくなり

心配で電話したんです

《A〜?大丈夫?何が怖いの〜?今どこ?》

『……………』

無言のまま黙ってる

Aに対して私は

《今から遊べる?》と

言ったら『うん……』

と答えたんでAの家に

直行したんです

時間は大体夜の6時頃

Aの家にいったら玄関前にふらふらしたAがいて

《どした?さっきの》

と問いただしたらAが

助けて!!助けて!!

あたしの近くになにかが

いるの!早く助けて!

ねぇ!誰なの?!ねぇ!

助けてよ!怖いの!!!!

とAがすごい形相で

しがみついてきて

びっくりした私は

《何が怖いの?はっきり言って!とりあえず私の家に行こう。ゆっくり話そ》

そういうとAは私の腕に

がっちりしがみつき

周りをキョロキョロしながら

早歩きで私の家に行き

やっと話しをしてくれました。

ここからはAの話です。

鏡を見てもトイレしても

風呂入ってる時も食事してるときもどんなときも

私の近くに女がいるの。

ほら、呪怨ってあるでしょ?あの女みたいな人..

今は気配がないけど…

すごい怖くってさ。

助けてほしい

って話すA

冗談みたいな話だけど

Aは真面目に話ているから本当の事なんだなって

今日は帰りたくないと

Aが言うので親に了承を

とりAを泊めたのです

とりあえずげっそりした

Aを見た私の親はたくさんご飯を作ってくれた

その間もAはずっと辺りをキョロキョロしていた。

風呂に入るときも怖いから一緒に入ってほしいと言ってきて(´ω`)

その夜2人で寝てたら

急にAが叫びだして

『なんで私なの?もうやめて!お願いだから来ないで!ぎゃぁぁーーーあ』

その声に私の両親も起きて何事?って驚いて……

Aが言うには女が枕元に

いたらしいんですが…

私には見えなかったです

Aの両親に電話してAを

自宅に戻したんです

今思えばどうして自宅に

返したのか…自分を責めるばかりなのですが…

Aの両親に女の事を話して後日お寺に行くということで安心したのですが

朝になるとAの顔は真っ青で何かを喋っているのか

口をパクパクして目はパッチリあいていたそうです

何を話かけても無駄で

時より『いゃゃぁぁー』

って叫んでは気を失い

その繰り返しだそうです

霊感のない私はAが

何を見たのかわからず

Aは今も学校を休んでます。どうしたらいいのか。あの時Aを自宅に帰さなきゃこんなはめにならずに済んだのだろーか。。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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