よく自殺した人は地獄に落ちるとか言うけど
それがもし本当なら
その人にとっての一番の地獄は
自殺をしたのに
普段と何一つ変わらない日常がまた待っていることだと思う
辛くて本当に辛くて
もおどうなってもいい
すべて終わらせてしまいたい
どんなに辛いことがこの先待っていようと今よりはきっとましだと
自らその命をたったのに
何も変わらない
また今までと同じように生きていかなければならない
永遠に
しかも今までは「自殺」と言う最終手段
言って見れば最後の切り札があった
もう自殺してやる
そう言いつつなんとか生きてる自分にほんのひとかけらでも希望が持てていたはず
自殺まではしない
自分はしていない
そう思うことでまた生きていけた
しかしもうその最後の切り札はない
自殺してしまったから
どんなに嫌なことがあってももうなんの希望もなくても続けるしかない
これが本当の地獄ではないか?
もしも地獄がこのような物だったら
やはりどんなに辛くても
自殺はしてはいけない
自殺と言う最後の切り札は死まで残して置かなければならない
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話