短編2
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じぃちゃん

初めて投稿させて頂きます親不孝者ですm(__)m

これは僕が17歳の頃の話なんですが、その時僕のじぃちゃんはガンと宣告されもういつ死んでもおかしくない状態でした。

そんなある日、朝5時ぐらいに親父に起こされて、

「じぃちゃん危ないなら病院行くぞ!」と言われ病院に駆けつけました。

その時にはもう遅くてじぃちゃんは幸せそうな顔をして亡くなっていました。

あっけなすぎて涙もでなかった…

その日お通夜が行われその日の夜には親戚が集まり僕の実家でじぃちゃんのたわいのない話なんかしながら僕意外のみんなは酒を呑んでました。

毎晩夜遊びに出ていた僕はいつものようにいつもの奴らと遊びに出掛けました。その日もだいたいいつも同じ時間の2時ぐらいに帰ってきました。一階の部屋で風呂に入り二階の自分部屋にあがって自分の部屋を見ると、僕のベッドの上で夏なんで暑かったのか下半身だけ布団から足を出して寝てる親父がいたのです。

僕は内心殴り起こそうかなぁと考えたんですがじぃちゃん死んで寂しかったんやろなぁと思いそっとしてあげて僕は一階の親戚が寝てる横で一緒に寝かせてもらう事にしました。

わりと疲れてたからかすぐ爆睡し、朝起きると親父に頭を蹴られていました。

親父「お前なんでここで寝とるとや?!自分の部屋で寝らんかコラァ!!!」

僕「お前が俺ん部屋で寝とったやないか!ふざくんなよ糞じじぃ!!」

……………………………………………………………………親父「俺は姉ちゃんの部屋で寝とったぞ!」

……………………………………僕「なら俺の部屋寝てたの誰??」

そうです。じぃちゃんと親父の体格はもの凄く似てて間違うのも無理ないです。

その後、葬式の時お坊さんに聞いた話では、じぃちゃんは僕の守護霊になっていてその当時ヤンチャな事ばっかりして警察にパクられたり、暴走族やギャングに入ったりしてた僕を心配して部屋で僕が帰ってくるのを待っていたそうです。

僕があのまま布団をはがしたらじぃちゃんにまた会うことができたのでしょうか?

あんま怖くもなんもないのに長文すいません。

実際体験した話なんですがまだまだあるんで次は怖い系投稿しますね(T_T)

怖い話投稿:ホラーテラー 親不孝者さん  

Concrete
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