短編2
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豪雪ホテル

私が受験に行った時のことである。 

 あるホテルに宿泊することになった。

 あたりは大雪が降っていた。一人で豪雪地帯に来たので不安だった。

 となりの部屋は1つだけの角部屋だった。

 私は夕食を済ませてから部屋に帰った。

 勉強をしていた。私は少し眠くなり、眠ってしまった。

 夜、となりの部屋から声が聞こえてきた。

「…どうします?奴等に見つかったら」 

「何、見つかるわけがない。それにそうだとしてもコイツでズドンだ」

「さすが兄貴、あっしは小心者なんで頼みますよ」

「…ああ。そうだな。」

聞いてしまった。何やら隣は危ない人達が泊まっているらしい。ああ、私が聞き耳を立てていることがばれたら… 

「ここ、大丈夫っすかね。もし別のやつらに聞かれてたら」

「そうだな。そんときぁ」

……

ヤバい。殺される!

うぁぁぁぁ私の人生は18年で終わりだ。

 足音が聞こえてきた。部屋に人がいるかどうか確かめるためか? 

 ドアをぶち破られて殺されたらどうしよう?

 不安が頂点に達した時、異様な眠気に襲われた。

 ピチチチ…ピチチチ

朝だ。朝が来た!

 無事に目覚めた事に感謝した。 昨日のヤバい人達に見つからないようにこっそり部屋を抜けて 食事に出た。

 フロントに行って鍵を預けると、私の隣の部屋の鍵はすでにぶら下がっていた。

 私はフロントの人に、

「307号室の人はもう帰ったんですか」

 とすっとんきょうなことを聞いた。

するとフロントの人からは意外な答えが帰ってきた。

「307号室ですか?3か月前からあの部屋は誰もチェックインしてませんよ」

 うそだろ!じゃあ昨日のあの話し声は何だったんだ? 

 私は部屋に戻り、受験会場に向かった。

 あのホテルの料金は格安だった。そこからおかしかったのかもしれない。

 あとで調べてみたのだが、あのホテル街では麻○の裏取引が行われていたことがあり、や○ざの人々がいざこざを起こして死んだことも度々だとか。

 もしかしたら私の隣の207号室でも…

 と思うと色々な意味で寒気に襲われる。

怖い話投稿:ホラーテラー prstnさん  

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